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天体観測仲間でつくる「てんとう虫天文同好会」の吉尾賢治さん(71)=南砺市土生新=は18日から22日、静岡県掛川市の天文愛好家西村栄男さん(74)が13日に発見した新彗星(すいせい)「西村彗星」を写真に収めた。
吉尾さんは仲間からの情報を受け、自宅から天体観測ソフトを内蔵したパソコンと連動した望遠鏡で18、19、20、22日の午前3時~同4時に観測し、4日ともエメラルドグリーンに輝く彗星を撮影した。10等程度の明るさで、望遠鏡で確認できる。9月10日ごろに最も地球に近づくという。10代から天体観測が趣味の吉尾さんは「機材も発達して、雲の切れ間にうまく撮影できた」と話した。
新彗星は国際天文学連合(IAU)で「西村彗星」と命名された。