【広島県東部に一時大雨警報】 県西部にも発達した雨雲流入 局地的に非常に激しい雨を観測 昼頃まで浸水に警戒

きょう23日の広島県は、日本の南にあった元の熱帯低気圧がもたらした暖かく湿った空気が流れこんでいて、大気の状態が非常に不安定となっています。

南部を中心に局地的に発達した雨雲がかかっていて、非常に激しい雨となった所があります。尾道市役所に設置された雨量計では午前8時までの1時間に58㎜の非常に激しい雨を観測しました。

尾道市と福山市には、23日午前、大雨警報(浸水害)が一時発表されました。浸水害の危険度が高まったためで、午前8時の段階では危険を示す紫色(大雨警戒レベル4相当)となっていました。

また降水レーダーを見ると、広島湾周辺に発達した雨雲がかかっていて雷を伴う激しい雨が降っています。発達した雨雲は北西方向に動いています。宮島に設置された雨量計では午前8時40分までの1時間に42㎜の激しい雨となりました。

昼頃までは局地的な発達した雨雲が流れこむ所がありそうです。急な強い雨や雷雨にはご注意ください。

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