バロンドールに興味なしのメッシ、2023年のバロンドール最有力候補か

欧州トップリーグを去り、MLSのインテル・マイアミへ移籍したリオネル・メッシ。

加入後全試合でゴールを記録するとリーグでは地区最下位に沈むチームにいきなりリーグカップ優勝のタイトルをもたらした。

『Marca』によれば、メッシは、アーリング・ハーランドやキリアン・エムバペら抑えて、2023年のバロンドール筆頭候補になっているとのこと。

今年のバロンドールは9月6日に候補者が発表され、10月30日に受賞者が決定する。

評価される期間は年間ではなくシーズン。今年度でいえば、2022年8月から2023年7月末まで。

評価される基準は「選手個人のパフォーマンス」、「コレクティブなパフォーマンス」、「品格とフェアプレー」。これまでのキャリアなど過去の功績などは考慮されなくなった。

メッシは昨年末のワールドカップでアルゼンチン代表を優勝に導き、大会MVPも受賞。また、インテル・マイアミでのカップ戦優勝もタイトル獲得となるため、バロンドールの最有力候補になるとのこと。

彼以外の有力候補は3人としている。

マンチェスター・シティで得点を量産し、歴史的3冠に大貢献したハーランド。

CL決勝とUEFAネーションズリーグ決勝でMVPに輝いた同じくシティのスペイン代表MFロドリ。

そして、昨年のワールドカップでフランス代表を牽引し、大会得点王になったエムバペ。

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メッシは史上最多となる7度のバロンドールを受賞を誇るが、昨年はノミネートすらされなかった。

ただ、メッシ自身は、個人賞であるバロンドールを重要視したことは一度もなく、W杯優勝後は賞自体について考えなくなったと話している。

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