太平洋高気圧が日本の東から日本列島に張り出し、北日本を中心に晴れて気温が高くなり、北海道は記録的な猛暑となっています。太平洋高気圧が南から張り出してくる例年の夏と違って、南海上から暖かくて湿った空気が北上しやすく、大気が不安定な状態が続いています。このため、東~西日本では雨が降りやすく、所により雷を伴って激しく降るでしょう。
南西諸島は晴れる所が多いものの、沖縄の南海上にある熱帯低気圧周辺に散在する雲によって、所によりにわか雨がある見込みです。
また、マリアナ諸島近海にも台風に発達する可能性がある熱帯低気圧があり、日本の南海上の対流活動が活発になっています。
画像について:23日午後9時の予想天気図。