青森駅直結ホテル、名称は「リラボ」 2024年度開業予定

青森駅直結ホテル「ReLabo」のロゴマーク(慈恵会提供)

 医療・介護事業を行う一般社団法人慈恵会(青森市)と城ケ倉観光(同)は22日、2024年度に開業予定の青森駅直結ホテルの名称を「ReLabo(リラボ)」に決定したと発表した。「元に戻す」などの意味合いを持つ「Re」と研究所を表す「Labo」を組み合わせた造語で、宿泊客が自分らしさを取り戻す旅をサポートしたい-との思いを込めた。

 ホテルは、JR東日本が事業主体となって旧JR青森駅舎跡地に建設を進めている複合商業ビル(10階建て)の4~10階に入居予定。各種検査や医師・保健師による健康カウンセリングのほか、ヨガ、温泉、スパ、食事などを組み合わせた健康増進プログラムを提供する。

 自然の緑と青森の青でとらわれのない心を描いた円形のロゴも併せて発表。慈恵会の丹野智宙理事長は「私たちは創業以来、リボーン(再生)やリハビリなど、『Re』を研究し人が健康を取り戻す手伝いをしてきた。旅と健康を求める人がいる中で、これからも研究を続けサービスを提供していきたい」と話した。

© 株式会社東奥日報社