ハワイ・マウイ島の大規模山火事 えひめ丸事故を機にハワイと交流がある愛媛県宇和島市が募金箱設置

アメリカ・ハワイ州のマウイ島で発生した山火事の被災者を支援しようと、同州ホノルル市の姉妹都市である愛媛県宇和島市が23日、市役所などに募金箱を設置しました。

今月8日に発生した山火事では、多くの住宅が焼失し、これまでに114人の死亡が確認されていて、行方が分からない人も1000人を超えているほか、被害総額も8000億円以上にのぼると推計されています。

こうした中、2001年にハワイ沖で発生した「えひめ丸事故」をきっかけに2004年にホノルル市と姉妹都市提携を結ぶなど、ハワイと様々な交流を続けている宇和島市は、市役所など5か所に募金箱を設置しました。

宇和島市によりますと、ホノルルでも被災者を受け入れるなどしているということで、市福祉課は「被災地の復興を願うとともに、防災・減災の支援も行いたい」と話しています。

寄せられた募金は日本赤十字社を通じ、現地に届けられるということです。

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