事業の発展に必要な経営の着眼点を学ぶセミナーが22日、広島市で開かれました。
会場には企業経営者などおよそ200人が集まりました。セミナーではまず去年、創業100周年を迎えたオタフクソースの佐々木孝富社長が講演しました。
佐々木社長は「お好み焼きを世界に広めたいとの思いで事業を続け、オタフクソースは50ヶ国で販売されている」と海外戦略を説明しました。
このあと企業合併や買収を仲介する企業の役員、土屋淳さんが「事業承継」をテーマに講演しました。
土屋さんは後継者がいない経営者などにとって第三者への事業承継が企業の成長や社員の雇用維持にメリットがあると強調しました。
M&Aキャピタルパートナーズ 土屋淳上席執行役員
「会社の経営基盤が安定し、成長・拡大に向けて重要な選択肢でうまくいったという話をいただいている」
広島県内のM&Aは去年が54件で、10年前の4倍以上増加しているということです。