【速報】関東大震災100年前に訓練 大規模災害想定、車内から救助

関東大震災から9月で100年となるのを前に、埼玉県警所沢署は23日、消防と合同で大規模災害の対応訓練を実施した。地震や台風の被災地で、車に閉じ込められた人を救助する手順などを確認。所沢署の小田智一署長は「今後も関係機関と協力し、能力の向上に努めたい」と話した。訓練は所沢市の警察署敷地内で実施した。地震による土砂崩れで車両が埋もれたとの想定。車両にロープをつないで移動させた上で、署員らが声をかけ合いながら車両後方の窓ガラスを割り、車に閉じ込められた運転手を助け出した。

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