アーセナルのアメリカ代表FWフォラリン・バログン(22)はチェルシーへの移籍を望んでいるようだ。
アーセナルの下部組織育ちであるバログンは、昨シーズンにレンタルで加入したスタッド・ランスで活躍。公式戦39試合で22ゴール3アシストと好成績を残し、今夏の移籍市場では注目の的になっている。
昨シーズンの活躍があってもアーセナルでは開幕からの2試合でベンチにも入らず、選手本人は出場機会を求めて今夏の移籍を希望。ライバルクラブであるトッテナムのほか、ミランやモナコ、RBライプツィヒ、フルアムも獲得に関心を示していた。
そんな中で、イギリス『ミラー』によると、チェルシーも獲得に向けたオファーを準備している模様。バログン側も、同じロンドンのクラブへの移籍を熱望しているとのことだ。
チェルシーは今夏もセネガル代表FWニコラス・ジャクソン、フランス代表MFクリストファー・エンクンクら多くの選手を獲得。しかし、エンクンクが開幕前の負傷で長期離脱となったことから、マウリシオ・ポチェッティーノ監督はさらなる攻撃陣の強化を望んでいる。
一方で、アーセナルはバログンの移籍金を5000万ポンド(約93億円)に設定。今夏の移籍市場ですでに多くの資金を投じているチェルシーが、要求を満たす移籍金を用意できるかが注目されている。
