小中学校児童・生徒数は過去最少 小学校は17万5775人 15年連続減少 深刻な少子化浮き彫り=静岡

静岡県は、文部科学省による学校基本調査の結果を8月23日に公表し、県内の小中学校の児童・生徒数が統計開始以来、過去最少となったことが分かりました。

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この調査は学校数や在学者数を把握することで教育の諸問題を解決することなどを目的に文科省が毎年、行っているものです。

2023年5月1日を調査期日とした県内の調査結果の速報値が公表され、小学校の児童数は17万5775人と、昨年度に比べ4612人減り、15年連続で減少したことが分かりました。また、中学校の生徒数は9万5770人で、2年連続の減少となっています。

小中学校の在学者数は調査を開始した1948年度以降、過去最少となりました。

ピーク時の1980年代と比べ、2分の1程度にまで減少していて、深刻な少子化が浮き彫りとなっています。

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