中学生がふるさとの未来に向き合う「こども県議会」に44人 スポーツの可能性など知事に問う

静岡県内の中学生が県議会の議場で静岡県の未来について考える「こども県議会」が8月21日、開かれました。

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県議会の本会議場で開かれた「こども県議会」には、県内35の市町から選ばれた中学2年生44人が参加しました。今回のテーマは「静岡の文化を伝えること」で、こども議員たちは観光的な魅力や豊かな食文化の発信、スポーツの可能性などを提案しました。

<富士市立富士川第二中学校 小澤茉桜さん>
「スポーツを通じて誰もが幸せな世の中になるように意見を申し上げます。健常者と障がい者の方が一緒にふれあい、運動ができる場所をつくり、障害のある方などへの偏見をなくすことが必要と感じました」

<川勝平太知事>
「パラスポーツの実情について、県民の皆さまにはもっともっと知っていただく必要があります。このためパラスポーツの施設や教室などをホームページで発信するふじのくにパラスポーツ情報センターをこの秋に開設することにしました」

県議会の議場に立ったこども議員たちは、ふるさとの未来に真剣に向き合っていました。

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