和解金支払い「話し合いの席に着く」スプリンクラー被害の楽団 裾野市の申し入れに回答=静岡

静岡県裾野市の市民文化センターで楽器が水浸しになったスプリンクラー事故をめぐり、和解金の支払いに向けた協議を楽団側に申し入れていた裾野市は、楽団側から「話し合いの席に着く」といった趣旨の回答があったことを明らかにしました。

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この問題は2022年9月、裾野市の市民文化センターでスプリンクラーが突然作動し、コンサートを控えていた「シンフォニエッタ静岡」のメンバー5人がけがをしたほか、楽器や楽譜などが水浸しになったものです。

裾野市は和解金の支払いに向けた協議を楽団に申し入れていましたが、8月17日付で楽団側から「話し合いの席に着く」という趣旨の文書を受け取ったことを23日、明らかにしました。

<裾野市村田悠市長>
「代理人を通じて(受け取った)。双方が気持ちよく和解できるまで、しっかり市長として責任を持って状況を見守っていきたい」

楽団との協議の日程は代理人の弁護士を通じて今後、調整していくとしています。

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