ソフトバンクは23日、格安ブランド「ワイモバイル」で、利用できる月間データ容量を増やし、月額基本料金を引き上げた新プラン「シンプル2」を10月をめどに始めると発表した。動画視聴などでのデータ通信需要の増加を踏まえた。KDDIは同日、自社グループのクレジットカード決済で、ポイント還元など特典が付く新プランを9月に始めると公表した。
ワイモバイルはシンプル2の「Sプラン」のデータ容量上限を3ギガバイトから4ギガバイトに引き上げる。基本料金は従来より187円高い2365円とする。Mプランは15ギガバイトから20ギガバイト、Lプランは25ギガバイトから30ギガバイトに増やす。料金はそれぞれ737円高い4015円、957円高い5115円とする。グループの「PayPay（ペイペイ）カード」での支払いなどによる割引策で利用者負担を減らすとしている。
KDDIの新プラン「auマネ活プラン」では、グループのインターネット銀行で口座を開設すれば、普通預金の金利を引き上げるなどの優遇策も取る。
