連日続く猛暑の影響は酪農家にも 牛乳の出荷減少 広島・東広島市

長く続く暑さは酪農家を悩ませています。牛乳の出荷に影響が出ています。

広島県東広島市にある牧場では、約250頭の乳牛を飼育しています。

牛は暑さを苦手としていて、連日続く猛暑日で食欲を落とし、広島県内では5月に比べ、8月の出荷量は1割から2割減っているということです。

トムミルクファーム・沖 正文社長

「暑い時期に(消費量が)一番多いその時に、牛乳を生産しなければいけないということは牛にとっては矛盾。」

この牧場では、暑さ対策として牛舎内に換気扇や霧吹きを導入して温度調整をしていますが、試練の夏となっています。

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