世紀の優勝、響く応援歌 慶応高、地元・横浜

慶応高が107年ぶりの優勝を決め、喜ぶ人たち=23日午後、横浜市

 「エンジョイ・ベースボール」を掲げ、107年ぶりにつかんだ全国制覇に地元が沸いた。慶応高がある横浜市港北区日吉。世紀の瞬間を見守った人たちは「感動をありがとう」とたたえ、ゆかりの飲食店では応援歌が響いた。

 慶応日吉キャンパスにある英国風パブ「HUB」には、大学生ら約100人が詰めかけた。応援歌「若き血」を歌いながら肩を組み、優勝が決まると「よっしゃー」と叫んだ。

 東急東横線日吉駅前の商店街でも「優勝おめでとう」との幕が掲げられ、多くの人が写真撮影。野球部員らが通う「洋食とらひげ」の店長和田花美さん(60)は「帰ってきた選手たちに『お疲れさま』と言ってあげたい」とねぎらった。

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