ビッグモーター伊丹北店、除草剤散布認める 加古川店「確認できず」 両店、消えた樹木回復の意向

神戸新聞NEXT

 中古車販売大手ビッグモーター(東京)の店舗前にある街路樹が各地で枯れるなどしている問題で、樹木の消失が確認されていた伊丹北店(兵庫県川西市)と加古川店(加古川市)は23日までに、兵庫県の調査に文書で回答した。県への取材で分かった。

 除草剤の使用について、ヒラドツツジ1株が消失していた伊丹北店は散布を認め、ムクゲ1本が消失した加古川店は「確認できなかった」とした。両店とも原状回復するという。

 県が管理する道路沿いの店舗では他に、宝塚インター店(宝塚市)も除草剤の使用を認めていた。県はこの3店舗の周辺で土壌を採取し、専門機関で分析を進めている。結果は8月下旬にも判明する見通し。(田中陽一)

© 株式会社神戸新聞社