広島市で開かれた陸上競技大会で、女子選手の下半身を拡大して撮影したとして、鹿児島市に住む会社員の男(56)が逮捕されました。
警察によりますと、男はことし5月、広島市で開催された陸上競技大会で、客席から4回にわたり10代の女子選手3人にデジタルカメラを向け、下半身を拡大して撮影したとして、広島県迷惑防止条例違反(卑わいな言動)の疑いが持たれています。
男は、「間違いありません」と容疑を認めているということです。
男と女子選手3人に面識はなく、競技中に大会関係者から通報があり、今回の事件が発覚したということです。警察は、余罪についても調べています。
広島県内で、アスリートを対象とした盗撮の逮捕者が出るのは、2017年以来で2件目だということです。