宮崎県内ガソリン高騰、184円80銭 15年ぶり最高値

 経済産業省が23日発表した21日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、前週調査より1円80銭高い183円70銭だった。値上がりは14週連続。本県でも同日時点で2円30銭高い184円80銭となり、2004年に石油情報センターが調査を始めて以降最高値だった08年8月の184円10銭を、15年ぶりに更新した。値上がりは12週連続。政府が価格抑制のための補助を段階的に縮小していることが響き、全国で15年ぶりの高値が続いている。政府、与党は家計の負担軽減に向け、月内に対応策を取りまとめる方針だ。

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