【中国】ANA、23年冬季の中国路線を2割増便[運輸]

全日本空輸(ANA)は22日、2023年度冬季(2023年10月29日~24年3月30日)の運航計画を発表した。日本と中国間の旅客便の運航本数は週76往復となり、現在から2割増やす。中国人の訪日団体旅行解禁に伴う観光客の増加を見据え、需要拡大に備える。

冬季から新規就航する羽田—青島線は週7往復運航する。当初は20年4月の就航を予定していたが、新型コロナウイルスの影響で伸びていた。関空—北京線、羽田—広州線はそれぞれ約3年7カ月ぶりに再開する。成田—上海(浦東)線は現在の週7往復から週10往復に増える。

新型コロナ前と比べると、日中路線は46%の水準。

ANAはビジネス渡航の動向などを踏まえ、今後も増便や運航再開を計画していく方針だ。

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