【ワークマン】3WAYで使える5人用新作テント『サークルドームテンプ』要チェックポイント全公開!

ファミリーキャンパーのいく子です。本日は、2023年にワークマンから発売されたテントとタープが合体した不思議なテント『サークルドームテンプ 5人用』を使い、実際に1泊してみてわかった同製品の魅力と特徴ををお届けします。5人寝ることができるテント部分はポリコットン素材であるにも関わらず、39,000円(税込み)というリーズナブルな価格ですが、実力のほどは!?ポリコットンテントが気になっている方はぜひ最後までご覧ください。

ワークマンのファミリーテントはポリコットンでもお手頃価格

筆者撮影

「テンプ」という変わったネーミングのワークマン『サークルドームテンプ』。その名称はお察しの通り、テントとタープの両方の機能を併せ持った独特の仕様に由来しています。実際にはシェルター使いも可能なため、3WAYタイプとなっています。

1番の注目ポイントは、アウターテント(写真ではブラウンの部分)がポリコットン素材となっていること。ポリコットン素材はポリエステルとコットンの混紡で、両方の素材の特徴を兼ね備えています。そのため、強くて丈夫・シワになりにくい・優れた通気性・自然な風合いというキャンプにピッタリな素材となっています。

ポリコットン素材のテントやタープは、キャンプの大敵である結露に強く非常に人気があります。ただ、ポリエステルのみの製品と比べると若干価格が高くなります。でもそこはワークマン! 今回ご紹介する『サークルドームテンプ』はなんと39,000円(税込み)。これなら幅広い層の方が手に取ることができそうですね。

シーンに合わせて3WAYで使える『サークルドームテンプ』

ここでは、『サークルドームテンプ』の3つの使い方をご紹介していきます。

1)フライシート付きテント

筆者撮影

まずは基本のフライシート付きのテントとして。フライシート、アウターテント、インナーテントのスタイルです。アウターテントがブラウンのポリコットン素材なので結露を防いでくれるだけでなく、日差しも和らげてくれます。

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フライシート部分はポリエステル(耐水圧2,000mm)なので雨もしっかり防いでくれます。丈夫なリップストップ生地を採用しているので、耐久性も◎。

2)シェルター

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こちらはアウターテントを単体で使用したシェルターバージョン。ここに直接コットなどを置いてもよいですし、半分にシートを敷いて半土間スタイルで使うのもおすすめです。

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メッシュのある前後の大きな出入口の他にも、左右の天井にはベンチレーションがあり通気性がよくなっています。また、アウターテントには、ポリコットンをベースとしたリップストップ生地を採用。

3)タープ

出典:株式会社ワークマン

1)のフライシート付きテントの時は、フライシートとして使っていたタープ部分ですが、付属のスタンディングテープを使うと独立したタープになります。

トンネル型のタープは、解放感とプライベート感が共存した使いやすい形です。単体はもちろん、テントと組み合わせて使っても快適。デイキャンプなどでもおすすめです。

5人で使えるファミリーサイズでも簡単設営

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ここでは、フライシート付きテント(シェルター含む)の設営方法をご紹介していきます。

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収納袋もしっかりとしたポリコットン素材。ファスナーが使いやすく、片側はサイドから下までしっかりオープンする仕様になっています。

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充実の付属品。ワークマンのテントの最大の特長は、ペグやガイロープなどが揃っているというところです。この付属のペグはちょっと重さがありますが、その分しっかりとしたものになっています。なお、インナーテントを使用する際のグランドシートとハンマーは入っていないので、そちらはご自身で用意してください。

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まずは取扱説明書をチェック。全体の設営イメージをしっかり頭に入れます。

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アウターテントは一般的なクロスポールのドーム型なので、ポールを組み立ててスリーブに通していきます。

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ポリコットンやコットンのテントは、スリーブにポールが通しにくいことがあります。でも、ワークマンの『サークルドームテンプ』のスリーブ部分はポリコットンではなく、滑りが良くて丈夫そうな素材になっていました。

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ポールの端はテントに付属するハトメにはめこんでいきます。2つあるうちの内側がテント用。外側は後ほど出てくるタープ用になっています。

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ポールがクロスする天井部分は紐を結ぶ形になっています。

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テントを持ち上げます。高さのあるテントなので、この立ち上げの時は2人以上で行ってください。最後にペグダウンすれば、アウターテント(シェルター)の完成です。

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『サークルドームテンプ』 に付属するガイロープと自在金具はかなりしっかりした物が使われています。これなら買い直すことなくそのまま使い続けられます。

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今回はインナーテントを使用するスタイルです。地面に手持ちのシートを敷いたのち、吊り下げ式のインナーテントを付属のフックで取り付けます。

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インナーテントのサイズは5人寝ることが可能な200×340cm。記載の最大人数で単純計算すると、割り振られる横幅は1人あたり68cm。大人だけで使う場合は、4人くらいがちょうどよさそうです。写真は3人分のインフレーターマットを左側に敷いた状態。まだまだ余裕たっぷり。

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タープ部分はポールを3本取り付け、テントにかぶせていく形になります。真ん中のポールは紐で結ぶ部分がありますが、両サイドはポールをスリーブに通していきます。全体的に大きいので、設営にはある程度のスペースが必要です。

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先ほどアウターテントのポールをはめこんだハトメの外側に、もう1つハトメがあるので、タープのポールはこちらにはめこみます。

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最後にガイロープをペグダウンして、フライシート付きテントの完成です。

設営方法や全体のサイズ感などを動画でご覧になりたい方は、ハピキャンライターであり、ワークマン社外取締役のサリーさんのYouTube動画をチェックしてみてください!

ワークマンの『サークルドームテンプ』仕様

ポリコットンテントが気になっている方におすすめの『サークルドームテンプ』

筆者撮影

1年を通して快適に使えるポリコットンテント。今回ご紹介したワークマンの『サークルドームテンプ』はファミリーサイズながら価格もお手頃です。さらに、テント、タープ、シェルターの3WAY使い・ペグなどを含むオールインワンパッケージ。ポリコットンテントを試してみたいと思っている方には特におすすめしたい逸品です。テントの購入を検討の際は、ぜひ候補に入れてみてください。

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