米ロ高官、6月に電話会談 ワグネル反乱受け緊張回避

サリバン米大統領補佐官(ロイター=共同)

 【ワシントン共同】米紙ウォールストリート・ジャーナル電子版は23日、6月に起きたロシアの民間軍事会社ワグネルの反乱を受け、サリバン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)がロシアのウシャコフ大統領補佐官と電話会談していたと報じた。米国が反乱に関与していないと伝え、米ロ間の緊張激化を回避するためだったという。

 ホワイトハウスは当時、電話会談について公表していなかった。サリバン氏は昨年にも、ウシャコフ氏のほかプーチン大統領の最側近パトルシェフ安全保障会議書記と極秘協議したと報じられていた。

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