BTS V ソロ歌手として音楽番組に出演&billboard「HOT 100」ランク入りで7人が歴代級快挙

BTSメンバーで、ソロアーティストのラストランナーとなったV(ブイ)が、韓国の音楽播組「NPOP」に出演することが明らかになった。

韓国の複数メディアによると「NPOP」とは、韓国の最大手ポータルサイトNAVERと、プレイリストが新たにローンチした月刊K-POPチャートショーだという。Vは同番組で、デビューソロアルバム「Layover」のタイトル曲「Slow Dancing」を含む4曲を披露する予定だ。

この模様は、9月9日の午後1時に公開予定となっている。

9月8日午後1時(現地時間)に世界同時発売となる「Layover」は、「Slow Dancing」をはじめ「Rainy Days」「Blue」「Love Me Again」「For Us」「Slow Dancing (Piano ver.)」の全6曲を収録。オルタナティブポップ R&Bジャンルの「Rainy Days」は、日常の中のさまざまなホワイトノイズとVの声が混ざり合い、曲の感性を高めている。「Blue」は、オールドスクール R&B音楽のオマージュで、現代的サウンドを反映し特別感を加えた。そして「Love Me Again」は、R&Bジャンルで1970年代のソウルサウンドが芯となっている楽曲で、淡泊でありながらVの魅力的なボーカルが際立つトラックだ。

そしてBTSは、Vがソロアーティストとして出撃したことで、7人全員がソロ曲で米ビルボードチャート「HOT 100」にランクインするという、歴代級快挙を成し遂げた。

現地時間の22日、ビルボードが発表した最新チャートによると、Vのソロアルバム先行曲「Love Me Again」が、ビルボードのメインシングルチャート「HOT 100」で96位にランクイン。このほかにも「ワールド・デジタルソング・セールス」1位、「デジタルソング・セールス」3位、「グローバル(米除く)」6位、「グローバル 200」12位を記録した。

さらにもう一つの先行曲「Rainy Days」も、「デジタルソング・セールス」4位、「グローバル(米除く)」8位、「グローバル 200」16位にその名を連ねている。

ジョングクの「Seven」も「グローバル 200」と「グローバル(米除く)」チャートで再び上位圏に浮上、「HOT 100」では5週連続で30位以内にランクインしている状況だ。

ジミンのソロアルバム「FACE」のタイトル曲「Like Crazy」は、「ワールド・デジタルソング・セールス」で9位に再突入。「グローバル(米除く)」は31位、「グローバル 200」では53位へ逆走し、21週連続チャートイン。

BTSというグループのみならず、個々の実力までもが世界で認められているのだ。

(よろず~ニュース・椎 美雪)

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