大谷44号先制弾も腕の疲労で早々に交代 エンゼルスは逆転負け喫す

【レッズ9-4エンゼルス】ダブルヘッダー第1試合@エンゼル・スタジアム

エンゼルスは2週間ぶりの先発登板となった大谷翔平が初回に44号先制2ランを放ったものの、腕の疲労により2回途中で交代。その後、投手陣が失点を重ね、ダブルヘッダー第1試合は4対9で逆転負けを喫し、今季ワーストの借金5となった。レッズ2番手のバック・ファーマーは1回2/3をパーフェクトに抑える好リリーフで4勝目(5敗)をマーク。大谷をリリーフしたエンゼルス2番手のタイラー・アンダーソンに5敗目(5勝)が記録された。

大谷の一発で先制したエンゼルスは、3回裏にルイス・レンヒーフォがタイムリーを放ち、3点をリード。ところが、4回表に1点を返されると、5回表には遊撃アンドリュー・ベラスケスのエラーで二死1・2塁となり、エリー・デラクルーズの11号3ランで一気に逆転された。7回表には一死満塁からデラクルーズのタイムリー三塁打とスペンサー・スティアーのタイムリーで4失点。7回裏に1点を返したものの、9回表にスティアーのタイムリーでダメ押し点を奪われ、4対9で敗れた。

「2番・投手兼DH」でスタメン出場した大谷は、1回表を三者凡退に抑え、直後の第1打席で右中間への44号先制2ラン。打球速度は115.7マイル(約186.2キロ)を計測し、投手が放った一発としてはスタットキャスト史上最速となった。ところが、2回表途中にアクシデント発生。マウンドを降りただけでなく、3回裏に第2打席が回ってきたところで代打が送られ、完全に試合から退くことになった。エンゼルスは交代理由を「腕の疲労」と発表。2週間ぶりの登板でも早々に疲労を訴えるなど、状態が心配される。

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