慶応・大村主将「まだ余韻に」 高校野球107年ぶりV

優勝から一夜明け、取材に応じる慶応の大村主将=24日、大阪市

 第105回全国高校野球選手権大会で107年ぶりの優勝を果たした慶応の大村昊澄主将と森林貴彦監督が決勝から一夜明けた24日、大阪で取材に応じ、大村主将は昨夜は興奮であまり眠れなかったそうで「まだ余韻に浸っているところがある」と笑みを浮かべた。森林監督は「成し遂げたことの大きさを徐々に実感してきた」と語った。

 大村主将はこれまでの指導者ら約500人から祝福メッセージを受けた。「本当にいろいろな人に支えられて日本一になれた。感謝の気持ちを伝えたい」と話した。

 前回大会を制した仙台育英を破って日本一に。テーマに掲げる「エンジョイ・ベースボール」や自由な髪形でも大きな注目を集めた。

優勝から一夜明け、報道陣の取材に応じ握手する慶応の大村主将(右から2人目)と森林監督=24日、大阪市

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