「浴衣が楽しみだった」 江州音頭で夏のひととき

草津夢まつりで江州音頭を楽しむ来場者たち(草津市・草津川跡地公園「de愛ひろば」)

 「草津夢まつり」が20日、滋賀県草津市の草津川跡地公園「de愛ひろば」で開かれた。出店やステージなど多彩な催しがあり、浴衣姿の家族連れら多くの来場者でにぎわった。

 近年までJR草津駅周辺の商店街一帯であった納涼まつりに代わり、子どもらが夏休みの思い出を残せる場をつくろうと、草津青年会議所が初開催した。

 会場は、綿菓子やたこ焼きなどの模擬店、キッチンカーが軒を連ね、大勢が列をなす盛況ぶり。ステージ一帯では来場者も加わって江州音頭が行われ、湖国ならではの夏のひとときを楽しんだ。

 草津第二小4年の女児(9)は「コロナ禍だったのでお祭りに行くのは久しぶりで、浴衣が楽しみだった。江州音頭は初めてだったけど、ちゃんと踊れた」と満足げだった。

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