沼津の鉄道高架事業を親子で学ぶバスツアー 夏休み中の小学生と保護者が参加(静岡・沼津市)

静岡・沼津市の鉄道高架事業やまちづくりについて、子どもたちに学んでもらおうという「夏休み親子見学バスツアー」が、23日、開催されました。

このバスツアーには、夏休み中の小学生とその保護者、14組40人が参加しました。ツアーでは、都市計画道路の「片浜西沢田線」の工事現場を見学。この道路は鉄道高架化に伴い、片浜地区に移転される「新車両基地」の地下を通り、南北の地域を結ぶことの説明を担当者から受けました。

また移転予定のJR貨物 沼津駅を訪れ、子どもたちは、コンテナを列車に乗せ換えるために使用するフォークリフトに試乗したり、マイナス25度まで冷やせるクールコンテナの中に入って、その冷却機能を体験しました。

(参加した小学6年生)

「踏切とか邪魔で、市民たちをイライラさせてるから、高架化してその問題を解決するというのはすばらしいなと思った」

原地区に移転される新貨物ターミナルの本体工事は、2023年の秋に着手される予定です。

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