9月上旬にかけて残暑厳しい 大雨シーズン 関東以西は雨多くなる一面も

 

 気象庁は24日(木)、向こう1か月(8/26~9/25)の天候の見通しを発表した。暖かい空気に覆われやすく、向こう1か月の気温は全国的に高い見込み。特に、期間の前半(8/26~9/8)は、全国的に気温がかなり高くなりそうだ。

 湿った空気の影響を受けやすいため、向こう1か月の降水量は、東日本の太洋側、西日本、沖縄・奄美で平年並みか多く、日照時間は西日本、沖縄・奄美では平年並みか少ない見込み。

■高温に関する早期天候情報

 全国的に向こう2週間も、暖かい空気に覆われるため、気温の高い日が多い見込み。とくに、北海道は31日(木)ごろから、東北、東日本、近畿、中国は30日(水)ごろから、四国以南の地方は9月3日(日)ごろからの5日間ほどは、気温が平年よりかなり高くなる可能性がある。このため気象庁は、「高温に関する早期天候情報」を発表し、熱中症など健康管理、農作物や家畜の管理に注意するよう呼びかけている。

■早期天候情報とは
 原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。

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