災害時の停電に備え、名古屋市が名鉄タクシーから電気自動車を無償で借りられる協定を結びました。
名古屋市は大規模災害で停電した際、小中学校などの避難所に電気自動車(日産の「リーフ」と「アリア」)44台を、名鉄タクシーから無償で借りられる協定を結びました。
現時点では、あわせて27台を確保していて、すでに運行しています。電気自動車1台からは、一般家庭1世帯で4日間分、スマートフォンであれば、およそ6000台を充電できるということです。
名鉄タクシーの浅野丈夫社長は協定式で、「先日の台風接近で各地で停電が発生し、市民の防災意識が高まっている中、タクシーで安心できる街づくりに貢献したい」と話しました。