子の幸せな社会実現へ 都城で関係者ら「会議」設立

都城市こどもまんなか会議の委員ら

 子どもたちが将来にわたって幸せな生活を送れる社会実現に向け、都城市は18日、「第1回こどもまんなか会議」を開いた。子どもに携わる機会が多い保育園や福祉関係者、PTAなど24人が委員。任期2年で市が策定する「こども計画」に意見を反映させていく。
 国が進めるこども大綱策定に合わせ、市は「子ども・子育て支援」「子どもの貧困対策」「母子保健対策」「子ども・若者支援」の四つの計画を一体化する市こども計画(2025年度から5カ年計画)を来年度に策定予定。委員は各立場から策定に意見するほか、策定後も適正な推進に向け助言を行う。
 同日は会議に先立って、池田宜永市長が「こどもたちが健やかで幸せに成長できる『こどもまんなか都城』の実現を目指す」などとした応援サポーター宣言を行った。
 同日の会議では互選で南九州大の藤本朋美准教授を会長に選定。事務局のこども政策課から会議の方針や進め方が説明された。第2回会議は12月の予定。

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