JR播但線、山陰線で今秋、列車一部運休 昼間に集中工事、バスで代行輸送

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 JR西日本は24日、保守工事のため10~11月に数日間、播但線福崎-寺前間と山陰線城崎温泉-香住間で、日中に一部の便を運休すると発表した。作業員の人手不足で働き方改革や保守の効率化が必要となり、夜間に行ってきた枕木の交換や樹木の伐採、踏切設備の修繕などを昼間に集中実施するという。運休日はバスによる代行輸送を行う。

 運休日は、播但線が10月2、3、4、30、31日と11月1日の6日間。下りは福崎を午前9時34分~午後2時15分に出発する7本(全区間運休の特急はまかぜ3号を含む)、上りは寺前を午前9時29分~午後2時14分に出る6本が対象。代行バスは各日、下り4本、上り5本を運行する。

 山陰線の運休は10月4、5、25、26日の4日間。下りは城崎温泉を午前10時26分~午後2時12分に出発する5本(鳥取まで運休の特急はまかぜ1号を含む)、上りは香住を午前10時57分~午後2時43分に出る5本(鳥取から運休の同4号を含む)が対象。代行バスは上下2本ずつ運行する。

 また播但線、山陰線とも運休しない区間では折り返し運転を行い、一部便のダイヤを変更する。JR西お客様センターTEL0570.00.2486(大島光貴)

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