陸自隊員2人を懲戒処分 後輩に暴行 盗んだ外出証で外出も

 陸上自衛隊宇都宮駐屯地は24日、いずれも東部方面特科連隊の男性2等陸曹(48)を停職40日、男性3等陸曹(28)を停職7日の懲戒処分にしたと発表した。いずれも処分は同日付。

 2等陸曹は2020年2月ごろ、隊舎で後輩隊員を指導する際、太ももを足蹴りした他、22年3月10日、事務室で当直勤務中の隊員のでん部を足蹴りした。

 3等陸曹は20年2月7日、居室で後輩隊員を指導する際、胸ぐらをつかんで揺さぶり、約2週間のけがをさせた。また16年6月ごろ~20年8月ごろの間、数回にわたり窃取した外出証を使用して駐屯地から不正に外出した。

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