リバプールのエジプト代表FWモハメド・サラー(31)がアル・イテハド移籍を真剣に検討しているようだ。
今夏の移籍市場で世界的なビッグネームを乱獲するサウジアラビア。その中でアル・イテハドは、FWカリム・ベンゼマ、MFエンゴロ・カンテ、MFファビーニョの3選手らを獲得。
さらなるビッグネームの獲得を目指すクラブは、イスラム圏で最も人気がある選手の一人であるエジプト代表FW獲得の動きを本格化させている。
スペイン『Relevo』によると、サウジ・プロリーグ全体で最高給を掲示されたとされるサラーはリバプール退団を希望しているという。
アル・イテハドの首脳陣は同選手の代理人であるラミー・アッバス氏に対して、年俸8000万ユーロ(約126億2000万円)の3年契約を掲示する準備があるという。これはアル・ナスルのFWクリスティアーノ・ロナウドや、アル・ヒラルのFWネイマールを超える条件だ。
さらに、サラーに関しては破格のサラリーに加え、イスラム圏の国でプレーすることにも魅力を感じているとのことだ。
また、移籍市場に精通するジャーナリストのルディ・ガレッティ氏は、アル・イテハドがエースの売却を望まないユルゲン・クロップ監督らリバプールサイドを説得するため、9200万ユーロ(約145億円)以上のオファーを掲示したと報道。
仮に、リバプールがこのオファーを受け入れた場合、先日のネイマールのアル・ヒラル移籍時の移籍金を上回るサウジ・プロリーグ史上最高額の契約になると伝えている。
今夏すでにリバプールからはキャプテンを務めていたイングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソンがアル・イテファクに、ブラジル代表MFファビーニョがアル・イテハドに完全移籍。この2選手に続き絶対的なエースがサウジアラビア行きを選択することになるのか…。