富山県内まだ猛暑日 クリも秋待ち遠しい

いがぐりが膨らみ、青々と実るクリ=富山市ファミリーパーク

  ●富山中心部35.8度 

 24日の富山県内は高気圧に覆われ、湿った空気の影響を受けて曇りまたは晴れだった。最高気温は富山市中心部35.8度、氷見市35.3度など全10観測地点のうち4カ所で35度以上の猛暑日となった。

 県内消防機関によると、富山と射水で20~80代の7人が熱中症疑いで搬送され、富山の70代男性と射水の80代女性が中等症、そのほかは軽症とみられる。

 富山市ファミリーパークでは園内にあるクリの木のいがぐりが膨らみ、来園者が青々と実ったとげを見上げ、秋の訪れを心待ちにした。

 富山地方気象台によると、25日の県内は引き続き高気圧に覆われ、湿った空気の影響で晴れ昼すぎから曇り、雨や雷雨となって激しく降る所がある見込み。

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