女性にわいせつ行為、レントゲン撮影中に…放射線技師を逮捕 撮影中、別の女性も触られる 整形外科が解雇

大宮東署=さいたま市見沼区風渡野

 レントゲン撮影の際に女性の体を触ったなどとして、埼玉県警大宮東署は24日、準強制わいせつの疑いで、さいたま市見沼区堀崎町、診療放射線技師の男(30)=同罪で起訴=を再逮捕した。

 再逮捕容疑は昨年7月5日午後6時5分~15分ごろ、当時勤務していた、さいたま市見沼区島町の整形外科で、30代の女性患者=さいたま市=に対し、レントゲン撮影の機会に乗じて体を触るなどした疑い。調べに「わいせつな行為をしたことはありません」と容疑を否認しているという。

 署は今年3月に10代女性に同様の行為をしたとして、3日に男を逮捕。翌4日午前10時半ごろ、この逮捕記事を見た30代女性本人から署に「記事と同じ整形外科で、レントゲン撮影した際に放射線技師から体を触られたことがある」と通報があった。女性の供述などから今回のわいせつ行為を特定した。男は犯行当時、非常勤で月に1~2日働いていて、今年3月中旬に解雇されたという。署はさらなる余罪があるかどうかについて捜査している。

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