金沢市の金沢高校男子バスケットボール部顧問の男性教諭(52)が複数の部員に暴力や暴言を繰り返したとして、解任されていたことが25日、同校への取材で分かった。部員の腹を殴ったり、「死ね」と発言したりしていた。同部は昨年の全国高校選手権で16強入りするなど強豪で知られる。
島畑博之副校長は「事実を重く受け止め、二度とないよう全力で努力する」と話した。
同校によると、「あほ」や「かす」などの暴言も浴びせていた。7月、男性教諭の体罰や暴言を指摘する匿名の投書が学校に届き、調査していた。教諭は暴力や暴言を認め、今月23日付で解任となった。
教諭は1996年から同部を指導していた。