早くも秋の気配が漂う愛媛県西予市の高原にある小学校では、25日から2学期が始まり全校児童が元気に登校しました。
ススキが風に揺れる標高およそ1200メートル、西予市野村町の大野ヶ原高原にある大野ヶ原小学校には、25日朝、児童たちが元気に登校してました。
冬の寒さ厳しいこちらでは、冬休みを1週間長くする一方で夏休みを短くしていて、25日が2学期の始まりです。
(3年生)
「(今朝は)まだ寝ていたかったです」
(5年生)
「(2学期は)早くみんなと学校生活が送れるので、楽しみです」
児童たちは宿題を提出して大掃除をしたあと始業式に出席し、中では、三好則史校長が「元気に楽しく精一杯、頑張って、思い出に残る2学期にしましょう」と呼びかけました。
そして、全校児童6人が2学期の目標を発表しました。
(1年生)
「給食がうまくつげません、なので給食当番をがんばりたいです」
(5年生)
「先のことを考えて、早めに行動することと、みんなのことを優先することです」
この夏、学校の温度計は一度も30度を上回らず猛暑とは無縁だった大野ヶ原は、例年11月初めになると日中の気温が10度に届かなくなり、学校のストーブに火が入ります。