「力は出し切ったがまだまだ頑張らないと」世界陸上4度目出場の飯塚翔太(御前崎市出身)200m準決勝で敗退

ハンガリー・ブタペストで開催中の世界陸上ブタペスト。飯塚翔太選手(静岡県御前崎市出身、藤枝明誠高卒)が男子200m準決勝に出場、悲願の決勝進出を狙いました。

自己3番目の好タイムとなる20秒27で予選を突破した飯塚選手。準決勝は100mを制したノア・ライルズ選手(アメリカ)と同じ組になりました。

初出場から10年、32歳のベテランにとっては4度目となる準決勝の舞台。8レーンのライルズ選手が前に出ますが、飯塚選手はスピードに乗り切れません。

最後の最後まで懸命な走りを見せますが、7着でフィニッシュ。飯塚選手、残念ながら決勝進出とはなりませんでした。

<飯塚翔太選手>
「自分の力は出し切ったと思うが、まだまだ頑張らないといけない。2024年にはパリオリンピックもありますし、戦いは始まっている。200m自己ベストを目指したい。前の自分を超えたいです」

© 静岡放送株式会社