「必要に応じて」クロップ監督が遠藤航の初先発も示唆、ニューカッスルを警戒「重厚な雰囲気の難しい試合」

[写真:Getty Images]

リバプールのユルゲン・クロップ監督がニューカッスル戦に向けて意気込んだ。クラブ公式サイトが伝えている。

プレミアリーグ開幕2試合で1勝1分けのリバプール。第1節のチェルシー戦は敵地から勝ち点1を持ち帰り、MF遠藤航のアンフィールド・デビューとなった第2節のボーンマス戦は3-1で勝利を収めた。27日の第3節は敵地でのニューカッスル戦だ。

25日のチーム練習後に会見に臨んだクロップ監督はニューカッスルを「信じられないほど強い」と称え、警戒感をあらわにする。

「彼らがチャンピオンズリーグ(CL)の出場権を得たのは偶然じゃない。エディ・ハウ(監督)のもとで未来を切り拓き、スマートなビジネスを展開してきた。目を背けたくもなるが、サンドロ・トナーリ、ハーヴィー・バーンズ、この新戦力2人は素晴らしい。重厚な雰囲気に包まれる難しい試合となるだろう」

「彼らはカウンターアタックのスピードが凄まじく、昨シーズンからあまり失点もしていない。我々は日曜の夜から今日まで対ニューカッスルの準備と努力を重ねてきた。成果が試されているね」

タイトルを争う強豪へと変貌を遂げたニューカッスルとのアウェイゲームに緊張感を滲ませた指揮官。一方で、ブラジル代表MFファビーニョの後釜として期待される遠藤について言及し、加入後初スタメンを示唆している。

「まだ初期段階だ。(ボーンマス戦の)準備期間は1日半、1週間のトレーニングセッションは半分しかこなさずピッチに立った。それも10人で守るべき状況でね。難しかっただろうが、よくやったと思うよ。本当に良い選手だ」

「今週は3日間のセッションをこなし、コンディションも良さそうだ。前回は途中から起用するためにベンチに置いていたが、今回のゲームでは状況が少し異なる。必要ならば最初の11人にセットするかもしれない」

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