68歳デンゼル・ワシントン『イコライザー THE FINAL』で若返り技術を使用!? AI技術使用を監督が示唆

新作映画『イコライザーTHE FINAL』で、オスカー俳優のデンゼル・ワシントン(68)に若返り技術が使用されるかもしれないことが分かった。10月に日本公開予定の「イコライザー」シリーズ第3弾で、悪を抹消するヒットマン(通称イコライザー)のロバート・マッコール役を続投するデンゼルについて、アントワン・フークア監督はAI技術の使用も検討しているという。

フークア監督はNMEにこう話している。「それについて、かなり考えていることは確かです。特に今は新たな技術やAIなど様々ありますからね。どのように(マッコールが)若いバージョンのこの人物になったかを語るストーリーも入れるべきかとかね」「(シリーズ全3作の脚本を執筆した)リチャード・ウェンクとかなり話し合いましたよ」

『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』や『アイリッシュマン』などで使用されてきている若返り技術だが、デンゼルがその使用に同意するかどうかは分からないとして「デンゼルにはまだ話していません」「まだ全てが真新しいのです。(同技術を)まだ見ているところです。ハリソン・フォードの映画を観ましたし、他の映画も公開されようとしています。ソニーから、もうすぐトム・ハンクスのものが(『ヒア』)公開されると思います。そしてその技術がどんどん良くなってきていると聞いていますよ。だから、どうなって行くのか見ているところなんです」と続けた。

『イコライザー THE FINAL』では、イタリアの小さな田舎町にたどり着いたマッコールが、友人となった町の人々が地元のマフィアを恐れながら暮らしていることを知り、マフィアに立ち向かう姿を描く。

最終章ではマッコールの「よりダーク」な面を見ることになるというフークア監督は、さらに説明した。「最初の映画は、マッコールが目的を見つけるものでした。そしてそれは非常に外側にあることでした。人助けをするということです」

「2作目は、自らの過去を受け入れるというものでした。彼は友人らに裏切られ、(同僚が)死に、妻を亡くしました。そして今回は、モラルに関するジレンマを描いています。彼はよりダークなキャラクターとなっており、(自らの行動による)暴力と残酷さに苦しむのです」

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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