亡き偉大な漫画家の息子 『スヌーピー』映画次回作を熱望「多くの素晴らしいキャラクターがいる」

漫画『ピーナッツ』のクリエイター、故チャールズ・M・シュルツさんの息子が、このコミックを基にした新作映画が製作されることを願っていることが分かった。スヌーピーとチャーリー・ブラウンのキャラクターを中心に描かれた人気シリーズの最後の映画は、2015年公開作『I LOVE スヌーピーTHE PEANUTS MOVIE』となっている。

スクリーン・ラントとのインタビューでクレイグ・シュルツはこう語っている。「全てを検討しています。環境や教師への愛、母の日に触れた私達の番組(『スヌーピーのショータイム!』)では、常に異なるアイディアや異なる物事、幅広いオーディエンスに訴えかける方法を探求しています」「これらの題材は本当に楽しいもので、ご存じの通り『ピーナッツ』の世界には限りがありません」

また、さらなる映画を製作することに関しては「題材となる非常に多くの素晴らしいキャラクターがいて、私達が掘り下げることのできる非常に多くの素晴らしいテーマがあります。映画が検討されているかどうかは知りませんが、私はそのカムバックを願っています」と語った。

一方で2000年に父チャールズを亡くした息子クレイグは『ピーナッツ』のレガシーを継続する責任を感じているとして、「膨大なものです。父がどのようにその責任を担ったかを思い出します。彼のコミックは非常に多くの仕事を生み出しましたし、父は仕事をするそれらの人々への責任を重く感じていました」

「彼がどうして50年も漫画を描き続けることができたのかと尋ねる人もいるでしょう。その理由の大部分は、彼がそれらの人々に対して責任を感じていたからです」「しかしその一方で、彼は自らの人生を愛していました。彼は製図台に座り、漫画を描き、文字通りあの子供達の一団と共に暮らすことをこよなく愛していたのです」と説明した。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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