デザイン性の高い収納アイテムが豊富なIKEA(イケア)。
「KVISSLE クヴィッスレ」シリーズのレタートレイは、シンプルながらスチールとコルクの風合いが上品で、高級感のあるアイテムです。
今回は、何を入れてもおしゃれにキマるこのトレイで、家の中のいろいろな物を整理整頓するアイデアを紹介します。
【IKEA】KVISSLE クヴィッスレ レタートレイ/3,999円(税込)
IKEAの「KVISSLE クヴィッスレ」は、デスク周りで使える収納用品のシリーズ名。
レタートレイのほか、「壁掛け新聞ラック」や「ケーブル整理ボックス」なども同シリーズで展開されています。
レタートレイはスチール製の書類ケース。
IKEAの公式サイトの口コミでも散見されたので予想通りでしたが、第一印象は「重い!」。5kg近くあるようです。
クルマがあれば持ち帰りも問題ないと思いますが、筆者のようにノーマイカーの人は、IKEAのオンラインショップで「小物配送」を利用するのがおすすめです。
(配送料は住んでいるエリアにより異なりますが、筆者の場合は「500円」でした)
レタートレイを組み立ててみた
開封すると、組み立て後ボックスになるパーツに、4枚のトレイが1セット。
また底面に貼るクッションシールが付いています。
IKEAでおなじみの文字レス取扱説明書を見ると、構造はとてもシンプル。
ボックスを組み立ててから、トレイを差し込む設計です。
ボックスの組み立ては、穴に突起の部分を次々にはめ込むだけ。
金属製なので当初は予想以上に力が必要で、壊してしまわないか不安になったのですが、やってみると「バチン!」と音を立ててはまるのが楽しくなってきました。
1カ所だけ悩んだのが、背面パーツの位置です。「側面パーツの角の外側か内側か」がわからなかったのですが、「内側」が正解でした。(一度外してやり直しました)
最後に「2カ所の小さな爪を開く」という工程は、手だけでは困難だったのでドライバーを使いました。
そしてトレイを溝に差し込んで、合計15分ほどで完成!
サイズは以下の通りです。
・幅: 32cm
・高さ: 32cm
・奥行き: 25cm
幅と高さが同じ、正方形のフォルムでした。
トレイの片側には爪型の折り返しがあります。
引き出す際の取っ手になるだけでなく、中身が飛び出ないためのストッパーとしての役割も果たします。
爪を手前向きにしても奥向きにしてもOKの2Way仕様です。
爪を奥向きにすると、正面からの見た目がすっきり。
爪の向きだけでなく、トレイを上下逆さにしても使えます。
スチール面を上にすると、一気に「事務用品感」がアップしますね…。
さらに縦置きで使う方法も。
金属製で強度があるので、上に物を置くこともできます。
マグネットのフックやクリップを組み合わせて、収納力を拡張しても良さそうですね。
なお、トレイの表面のコルクは着脱はできません。
レタートレイの本来の使い方は…?
まずはレタートレイの本領発揮。便せんや封筒を置いてみました。
平置きでもスムーズに出し入れでき、コルクのおかげで物がずれません。
次にファイルやノートなどの事務用品を並べてみました。A4サイズの横置きが可能です。
A4書類を綴じる紙製のバインダーファイルは幅がギリギリでしたが、何とか収まりました。
A4を綴じるクリップファイルや書類ケースは、ギリギリNGの可能性が高いです。
重ねたクリアファイルやルーズリーフは上のほうほどずれ落ちそうに感じますが、爪があるおかげでしっかりガード。
子どものプリントやドリル類にも最適です。ファイルボックス等と比較すると、平置きで子どもにも中が見えやすいのがポイント。
「毎日の課題を、取り組む順に上から入れる」「曜日ごとに入れる」などルール化してあげると、進捗も分かりやすくて良さそうです。
また、本棚として使っていたオープン棚にシンデレラフィット!
雑誌整理に使ったところ、ブロック1つ分の収納が追加できました。
階段型の棚で、以前は子どもがよじ登ってしまうことにも悩んでいましたが、上にこれを1つ置いておけば、それも防げたのかも。
もっと早く導入していたらな…と感じました。
(棚の上部に置く場合は、安全のためしっかり固定して使ってくださいね)
書類以外も入れてみるといい感じ!収納アイデア集
書類や雑誌以外にも、いろいろな用途がありますよ。ここからは10種類の収納アイデアを紹介します。
まずは子どものぬりえやシールブック、折り紙などをまとめてみました。折り紙やA5サイズのぬりえなら、2つ並べて配置可能。最上段にはカラーペンを縦置きで30本ほど並べてみました。
続いてマスキングテープやリメイクシートなどを集めてみました。
このトレイ、柄コレクション要素がある物が、スタイリッシュに決まります。
可愛いレターセットや布地、シール、ラッピング用品などともよく合います。
おつまみ作りが趣味の筆者は、可愛い豆皿や小型の焼き物に目がありません。
大きなお皿は難しいですが、小さめの食器類を「見せる収納」するのにも使えます。
キッチンなら食事用トレイやコースターの定位置にするのも良さそう。
また、ティーバッグやスティックコーヒーなどを並べておくと、ホテルやレストランのドリンクバーのような一角が部屋の中に出来て素敵でした。
メイク用品やネイルを集めて、上に鏡を立てたら、ドレッサーのようにも使えそうです。
それぞれのトレイ間にはそこそこの高さがあるので、折ったスカーフを入れても余裕があります。
コルクの上は何でもサマになります。アクセサリーを並べてみるとリッチな気分で、眺めるだけでも幸せな光景に♪
シンプルなデザインなので、腕時計など男性向けのコレクション物にも利用できそうです。
夫がオークションや古着店で集めた腕時計を飾ると、お店のディスプレイのようになりました。
財布やカードケース、靴べらなどの革製品も、コルクの上だと風合いが際立つ気がしました。
書類や雑誌はもちろん、日用品からコレクションまで、入れてみると何でも「ワンランク価値が上がった」ように見えました!
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IKEAの「KVISSLE クヴィッスレ」レタートレイをレビューしました。
老若男女問わず使える素敵なデザインの優秀収納アイテムだと実感しました。
普段使いに、お気に入りの物たちの定位置に、1つ取り入れてみてはいかがでしょうか?
※商品入れ替えや売り切れの場合はご容赦願います。
※デザイン・価格・種類数は変更となる場合があります。
(ハピママ*/ ユキッ先生)