富士山下山中に転倒 手首骨折疑いの60代男性を救助 トレッキングポールが岩に引っ掛かったか=静岡県警

8月25日午後、富士山御殿場口9合目付近を下山中の60代男性が転倒し、警察の山岳遭難救助隊に救助されました。男性は手首を骨折した疑いがありますが、命に別状はないということです。

救助されたのは、静岡県伊豆の国市のアルバイト男性(69)です。警察によりますと、男性は25日朝、富士宮口から登山を始め、登頂後、下山中の9合目付近で、持っていたトレッキングポールが岩にひっかかり、転倒したということです。

頭などをけがしたことから、午後3時半頃、自ら119番通報したということです。男性は登山用の装備はしていましたが、ヘルメットはかぶっていませんでした。

静岡県警の山岳遭難救助隊などが出動し、通報から約6時間後の午後9時半ごろ、男性を救助しました。男性は左手首を骨折した疑いがあるほか、頭に擦り傷を負いましたが、意識があり、命に別状はないということです。

© 静岡放送株式会社