アンチェロッティ、開幕3連勝となるセルタ撃破に「クオリティではなく、コミットメントの勝利」

[写真:Getty Images]

レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督が振り返った。スペイン『マルカ』が報じている。

26日のラ・リーガ第3節でセルタとのアウェイ戦に臨み、1-0の勝利を収めたマドリー。68分のPK失敗もあり、先手を奪うのに苦しんだが、81分にジュード・ベリンガムの3戦連発となるシーズン4得点目が生まれ、これを決勝点に開幕3連勝に成功した。

指揮官はロドリゴ・ゴエス務めたPKのがキッカーについて、「選ぶ上で自由などないし、どうしてああなったのかわからない。ルカ(・モドリッチ)が蹴るべきだった。蹴るはずのヴィニ(ヴィニシウス・ジュニオールが)がいなかったしね」と苦言した。

一方で、ベリンガムの活躍ぶりに「ゴールは彼の最も重要な資質ではないが、よくやっている」と賛辞の言葉を送ると、デビュー戦から最後の砦として無失点に貢献したケパ・アリサバカラにも「良いプレーをした」とコメントしている。

また、この勝利を「クオリティではなく、コミットメントの勝利だった」と評し、「ヴィニ(の負傷交代)やPKのようによろしくないところもあったが、後まで頑張った」と締めくくった。

なお、18分にピッチを後にしたヴィニシウスについては「それほど深刻ではないと思う。プレーを続けたがってもいたしね。ヘタフェ戦は出られないが、(インターナショナル)ブレイク中に回復できるだろう」と話している。

© 株式会社シーソーゲーム