iDeCoは運営管理手数料で証券会社や銀行を選ぶべき理由とは!?【ほったらかしで3000万円貯める!お金と投資の超入門】

iDeCoは手数料がかかる。運営管理手数料が安いところを選ぼう

つみたてNISAは、どの証券会社や銀行を選んでも口座の維持手数料はありません。積み立てた投資信託から運用にかかる信託報酬が差し引かれるだけです。ところが、iDeCoの場合はそれに加えて、口座を持っているだけで毎月の掛金から3種類の手数料が差し引かれます。

・事務手数料 105円/月(年間1260円) 国民年金基金連合会に支払う
・資産管理手数料 66円/月(年間792円)信託銀行に支払う
・運営管理手数料 選ぶ証券会社や銀行によって異なり、無料の場合も

事務手数料と資産管理手数料は、どの証券会社や銀行を選んでも同じように必要となるコストです。

一方、運営管理手数料は証券会社や銀行に支払う費用なので、選ぶ証券会社や銀行によって異なります。無料のところもあれば、年間で5000円以上かかるところもあります。同じ証券会社や銀行でもプランによって手数料が異なったり、積み立てた資産が一定額以上になると安くなったりする場合もあります。証券会社や銀行は、運用に関して特定の商品をすすめるようなアドバイスはで
きないことになっています。

なかには口座開設の方法や取り扱い商品の特徴などを窓口で説明してくれるところもありますが、原則、ネットやコールセンター、郵送などの方法で手続きを行ない、どの商品を選ぶかは自分で決めなければなりません。ですから、基本的には運営管理手数料が安いところを選ぶのが有利です。

【出典】『ほったらかしで3000万円貯める! お金と投資の超入門』
監修:坂本綾子/ファイナンシャルプランナー(日本FP 協会認定CFP Ⓡ) 日本文芸社刊

結局、一般NISA・つみたてNISAどっちがいいの?

チェックリストで自分に合う投資を確認!

今や7人にひとりがNISAの口座を持っているといわれていますが、そもそもNISAとつみたてNISAの違いが分からず、どちらを始めるか悩む方も多いのではないでしょうか。

下のチェックボックスにチェックをいれて、自分にあう資産形成を確認しましょう。

□ 投資できる商品が多く、戦略の幅が広い
□ 投資商品は、国の基準を満たした投資運用向け
□ 投資先や投資のタイミングは自分で決めたい
□ 自動で投資してくれて手間がかからないものがいい
□ 投資先を考える時間を節約したい
□ まとまったお金を投資したい
□ 将来を見据えてじっくり投資したい

結果はマネーブックでチェック!

最近よく耳にするNISAやiDeCo。

でもどんなものなのか全く分からないし、商品を選んだり難しそうだから・・・・・・と感じている方も多いはず。

書籍情報:『ほったらかしで3000万円貯める!お金と投資の超入門』
監修:坂本綾子/ファイナンシャルプランナー(日本FP 協会認定CFP Ⓡ)

もうお金で困らない、お金の不安を一掃! 知識ゼロ、貯金ゼロでもOK! ムリなく確実に、ほったらかしでドンドン貯まる「iDeCo(イデコ)」と「つみたてNISA(ニーサ)」のしくみと始め方をトコトンやさしく解説しました。いま、話題の「iDeCo」「つみたてNISA」は積み立て投資の最強ツールです。月3万円の積み立てでも、35年後には2700万円に!(年利4%で運用)。ほったらかしで3000万円を貯めるノウハウを存分に教えます。さまざまなシミュレーションのほか、成功例や失敗例、うまくいく「iDeCo」と「つみたてNISA」の始め方、失敗しない商品の選び方、選ぶべき厳選10本など、成功するために知っておきたい知識とテクニックが満載です。キーワードは、長期、分散、積み立て投資。投資に手間や時間をかけない、あてにいかない、予想をしない、なるべく早く初めて、長く続けること。ズバリわかる! ラクして大きく増やす、ズボラさん向けの投資術です。これからお金を増やしたい人、貯めたい人、必読です。

© 株式会社日本文芸社