新潟でミサイル避難訓練 飛来想定し行動手順確認

ミサイル飛来を想定した避難訓練で、頭を守る姿勢をとる住民ら=26日午前、新潟県見附市

 政府や新潟県などは26日、他国からの弾道ミサイルの飛来を想定し、同県見附市で住民らを対象に避難訓練を行った。住民ら約70人が公民館と地下歩道の2カ所で避難の手順を確かめ、市職員らは避難誘導や被害の実態把握の方法などを確認。

 訓練に参加した佐藤江一さん(47)は「いざという時にどうすればいいのか分かって良かった」と振り返り、防災無線が聞こえづらかったことなどを挙げ「今日は初めてだったので、これからどうしていくのかだと思う」と話した。

 政府は本年度中に、全国36自治体で同様の訓練を計画している。新潟県内では27日にも佐渡市で行われる。

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