宇都宮商工会議所(藤井昌一(ふじいしょういち)会頭)は25日、バスケットボールB1宇都宮ブレックスが検討を進めている新アリーナ整備について、宇都宮市の支援を求める要望書を佐藤栄一(さとうえいいち)市長に提出した。
Bリーグは2026-27シーズンから新たなトップカテゴリーとして「Bリーグ・プレミア(Bプレミア)」を創設する。参入条件の一つに「5千人以上収容などを満たしたアリーナ」があり、ブレックスを運営する栃木ブレックスが同市と連携して具体的な建設場所や施設規模などを調整している。
要望書では新アリーナが「市内外の交流人口の激増をもたらし、地域経済に大きく寄与することが期待される」と強調。立地について、次世代型路面電車(LRT)沿線など好立地で、チャンピオンシップシリーズを含めたホームゲームが開催可能な収容力があることが望ましいとしている。
藤井会頭は「全国的にも人気のあるチーム。宇都宮の経済へプラスになる」と述べた。佐藤市長は「ご指摘いただいた点を十分に踏まえて全面的に支援したい。商工会議所もぜひ一緒にお力を賜りたい」と述べた。要望書は馬上剛(うまがみごう)市議会議長にも提出した。