大田原の与一まつり来場者数12万人 過去最多に 真中さん・U字工事ら効果も

12万人が訪れた与一まつり

 【大田原】4、5の両日に市中心街で開かれた「第40回大田原与一まつり」の来場者数が、2日間で計12万人だったことが25日までに分かった。同まつり実行委員会事務局の市商工観光課によると、記録が残る2009年以降、過去最多に上ったという。

 来場者数は、メイン会場の面積や混雑時の入り込み数などから算出する「日本観光協会方式」で推計した。初日が5万5千人、2日目が6万5千人の計12万人で、休止前の2019年の11万8千人を上回った。

 同課は、4年ぶりの開催となった祭りへの期待感に加え、大田原中出身でプロ野球ヤクルト元監督の真中満(まなかみつる)さんや大田原高出身のお笑いコンビU字工事らがゲスト参加したことなどが増加の要因とみている。

 同課の担当者は「祭りの復活が期待されていた。“よいち”と読める41回目に向けて、課題を洗い出し改善していきたい」と話した。

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