マンチェスター・ユナイテッドのエリク・テン・ハグ監督が、負傷者が出ている左サイドバックの状況に言及した。イギリス『マンチェスター・イブニング・ニュース』が伝えている。
プレミアリーグ開幕戦はなんとか勝利で終えたものの、第2節トッテナム戦は0-2で落としてしまったユナイテッド。2試合で1ゴールしか奪えていないなど攻撃面に多少の不安を抱えているが、それ以上に心配なのが左サイドバック。プレシーズンからオランダ代表DFタイレル・マラシアをケガで欠いている上、2試合連続でスタメン出場していたイングランド代表DFルーク・ショーに筋肉系のトラブルが生じ、戦線離脱となってしまった。
攻撃面や左サイドバックへの対応に注目が集まる中、26日のノッティンガム・フォレスト戦に向けた記者会見に臨んだテン・ハグ監督は、前線には問題がないことを強調。新戦力のデンマーク代表FWラスムス・ホイルンドのデビューが近いことも明らかにした。
「前線には7人の選手がいるし、プレシーズンで見てきたように若いタレントも育ってきている」
「ラスムスは来週以降、出場可能になるだろう。我々にはラスムスやアントニー・マルシャル、そこをカバーできる選手がいる。ラッシー(マーカス・ラッシュフォード)もそこで計算できる。そのポジションをカバーするのに十分なクオリティを持った選手がいる」
一方、主力2人を欠く左サイドバックはやはり気がかりなようで、補強の可能性もほのめかした。しかし、この状況にうまく対処することへの自信も垣間見せている。
「(左SBの獲得は)ありえる。我々は常に状況を予測しなければならないと思う。チャンスがあればそうするつもりだが、適切な選手でなければならないし、それが無理なら今のスカッドで対処しなければならない」
「シーズンが始まる前にこういったシナリオも考えていたし、もし実際にそうなったとしても解決策はある」