アフターマン展27日まで/青森市

不気味な姿の「未来生物」の模型に見入る来場者たち

 青森市の東奥日報新町ビル3階New’sホールで開催中の企画展「アフターマン展~未来生物図鑑~」(東奥日報社、東奥日報文化財団主催)は27日、最終日を迎える。閉幕前日の26日は午前中から家族連れらが訪れ、人類滅亡後の地球で生き延びる「未来生物」の姿に見入っていた。

 同展はスコットランドの古生物学者ドゥーガル・ディクソン氏の著書「アフターマン」を基に、5千万年後の地球で独自の進化を遂げると想定された動物たち約100種を、動く大型模型やイラスト、3D映像などで紹介している。

 両親、姉と来場したつがる市稲垣小5年の白川楓磨君(11)は、飛行能力を失い前足で歩くコウモリの子孫「ナイトストーカー」の模型を見上げながら、「実際にいたら絶対嫌だと思うくらい大きくて不気味。人類滅亡後にいると想定される生き物なので、出合わずに済んでよかった」と感想を話していた。

 同展は午前10時~午後6時(入館は午後5時半まで)。

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