守備陣堅固も両者決め手欠き無得点…柏は3戦ドローで広島は連勝がストップ【明治安田J1第25節】

26日、明治安田生命J1リーグ第25節の柏レイソルvsサンフレッチェ広島が三協フロンテア柏スタジアムで行われ、両者無得点の引き分けに終わった。

柏は前節のヴィッセル神戸戦で、先制しながらも終盤に被弾し、ドローに終わった。それでも、天皇杯ではベスト8に進出し、リーグ戦も直近3試合で1勝2分けと、残留ヘ向け、着実に勝ち点を積み上げている。

対する広島は森島司の名古屋グランパス移籍やエゼキエウの負傷離脱、6試合未勝利とネガティブな話題が続いていたが、満田誠の復帰後即白星、新加入マルコス・ジュニオールの早期フィットで劇的連勝と、明るい話題が戻ってきた。今節その背番号「10」が加入後初先発を飾った。

今節も直近の神戸戦からスタメンの変更なく臨んだ柏は9分、ボックス手前左でボールを受けたジエゴが、外を回ったマテウス・サヴィオを囮にして左足のミドル。一方の広島も20分、満田、ピエロス・ソティリウと立て続けに際どいシュートを放つが、いずれもGK松本健太の好セーブに阻まれた。

さらに広島は33分、この試合でJ1通算100試合出場を達成した志知孝明のクロスから中野就斗に決定機。直後にも中野にチャンスが訪れたが、柏も加入後先発が続く犬飼智也が好ブロックを披露し、ゴールを割らせない。

ゴールレスで折り返した後半には66分、荒木隼人のヘディング処理を拾ったマテウス・サヴィオがボックス手前左から低弾道の一撃を見せるも、GK大迫敬介がこぼさずキャッチ。83分にも柏の背番号「10」がシュートチャンスを迎えたが、ここも広島守護神が立ちはだかる。

5分が示された後半のアディショナルタイムでも互いに決定打を放てず、両者無得点のままタイムアップ。柏は3試合連続ドローでコツコツと勝ち点を積み上げ、広島は3試合連続の終盤勝ち越しとはならず、連勝がストップしている。

柏レイソル 0-0 サンフレッチェ広島

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